管理会社のフロントをやっていると、修繕工事の「相場」なんて、表向きの数字だけ見て判断するのは無理です。 うちの会社だって 工事費に25%は普通に乗せています。これを「悪い」と言う人もいるけど、業界ではむしろ“標準装備”。驚くほど当たり前です。
大手管理会社になると、もっと露骨です。 工事は グループ会社でガッチリ囲い込み。 管理会社 → グループ会社 → 下請け → 孫請け…と利益を積み上げる構造が完全に出来上がっている。 「適正価格です」なんて言うけど、あれは“適正(=自分たちにとって都合がいい)価格”という意味です。
さらに、大規模マンションでは別の力が働きます。 総会で管理会社の提案を通したいとき、管理会社の社員をそのマンションに住まわせることがあります。 住民として議決権を持ち、理事にも入り、提案が通りやすい空気をつくる。 これ、都市伝説じゃなくて、普通にあります。
一度、一番お金のかかる塗装。参考に、役員自ら見積もり取ってみましょう。
そしてもっとエグいのが、不動産仲介会社。 大規模マンションには 大手仲介の社員が理事として入り込んでいることがある。 目的はただ一つ。
売却予定者の一次情報を取るため。
マンション内部の空気、住民の動き、売却の気配── こういう情報は仲介会社にとって“金の鉱脈”。 だから彼らはギリギリまで攻めてくる。 ほんと、不動産屋はすごい。情報の取り方がえぐい。
管理会社も不動産会社も、表に出ない“裏の動き方”がある。 区分所有者が知らないところで、いろんな思惑が飛び交っている。 だからこそ、管理会社選びや工事の見積もりは、表面の数字だけで判断したら確実に損をする。
とりあえず自分で、ネットで売却査定取ってみましょう。

□運営者プロフィール
KADO|現役マンション管理フロント
✔ 管理業務主任者(実務者)
✔ 宅地建物取引士(売却領域)
✔ 第二種電気工事士(設備修繕)
✔ 一級建築士挑戦中(構造専門)
✔ 年間約30回理事会参加