リプレイス営業に行ったら、出迎えたのは“あの”マンション管理士だった

今日はリプレイス営業。 都内の好立地、約50戸、築25年。 「まあ、どこも似たような悩みを抱えてるだろうな」と思いながらエントランスに向かったら——

出迎えたのは、マンション管理士。

しかも、以前別の物件で“組合から切られた”あの人だ。

「よろしくお願いします」 と満面の笑みで言われたが、どうやら本人は“切られた過去”を完全に忘れているらしい。 いや、忘れているというより、都合よく記憶から消しているのかもしれない。


■このマンション管理士、どうやら“理事長”になりたいらしい

話を聞くと、このマンション管理士、 どうやらこの物件で理事会から信用を勝ち取り、最終的には理事長ポジションを狙っているようだ。

最近増えている「第三者管理方式」。 管理会社が“管理者=理事長”を請け負うケースだが、 この管理士は、自分が理事長になりたい。

出迎えが彼一人だったのも、 「ある程度、組合から信頼されている」 ということなのだろう。


■前の管理会社がひどかった?

ヒアリングすると、 「前の管理会社がひどかった」 というのがリプレイスの理由らしい。

ただ、私の経験上—— 管理会社そのものより、担当フロントの問題であることが多い。

10〜15物件を抱えて、 毎日クレーム、工事調整、理事会資料、見積り、管理人フォロー。 その中で、マンション管理士があれこれ言ってきても、 まともに対応できるわけがない。


■“いなし力”がフロントの生命線

本来フロントに必要なのは、 ・専門知識 ・段取り力 ・交渉力 よりも、 いなし力だ。

マンション管理士の要求を正面から受け止めず、 役員には嫌われず、 現場は回しつつ、 自分の休日も守る。

これを全部やるのは、 プロでも相当しんどい。


■管理会社の構造的な問題

そもそも管理会社は年齢層が高い。 定年間際の人が多く、 「マンション管理士の細かい要求に毎回対応する」 なんて働き方は、 会社の構造上ムリがある。

だから、 「前の管理会社がひどかった」 というより、 “仕組みとして無理ゲーだった” というのが本音だ。


■今日のまとめ

今日のリプレイス営業で思ったのはこれ。

マンション管理士が強い物件ほど、フロントの“いなし力”が試される。 そして、管理会社の問題ではなく、 担当者のキャパと会社の構造が限界を迎えているだけ。また、マンション管理士がいると、そのマンション管理士か管理会社のどちらかがそのマンションからいなくなるのが運命。

さて、この物件ではどちらが消えるのかな。私は強いよ?ふふふ


リプレイスのリアル

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